PROCESS
米国フランチャイズの日本導入プロセス
弊社は米国フランチャイズの日本導入に際し、日米フランチャイズ市場の比較分析、マスターフランチャイジー候補の選定、デューデリジェンス、契約交渉、締結後の資料に関わるローカリゼーション、現地研修サポートまでの一貫したサービスを提供しています。詳細は「サービス」を参照ください。一連の業務は以下の手順にそって通常行われます。
Phase 1
ファーストコンタクトから契約締結までのプロセス
① 米国フランチャイズのトレンド及び案件のプレゼンテーション開催
② 米国本部の訪問、及び現地店舗でのオペレーションの視察
③ 米国本部に対するクライアント企業の英文プレゼンテーション作成
④ 米国本部側の訪日、クライアント企業への視察(通常は2日間行程)、弊社によるフルアテンド
⑤ 滞在中および帰国後の続契約交渉、弊社によるフルサポート
⑥ 両者が重要項目で合意した後、米国本部が基本合意書ドラフトを作成
⑦ 基本合意書内容の検討、そして合意後に署名(法的拘束力なし)
⑧ 基本合意書に沿って米国本部が本契約ドラフトを作成、交渉開始
⑨ 本契約の内容説明および交渉について弊社によるフルサポート、契約締結
Phase 2
契約締結後から事業スタートまでのプロセス
① 米国本部のオペレーション、営業、その他各マニュアルに対するアドバイス、翻訳サポートあり
② 日本側の人材、不動産、サプライチェーンに関わるアドバイス
③ 米国本部店舗で行われる初期研修2-3週間に参加。依頼に沿って弊社サポートあり。
④ 日本第一号店舗の完成後、米国本部スタッフ来日、オンサイトトレーニングの実施
⑤ プレスレリースを含む各種の事前マーケティングを実施
⑥ グランドオープニング、通常は本部トップが来日参加、弊社サポートあり
⑦ 開業後の米国本部との弊社によるコミュニケーションサポートあり
日本フランチャイズの米国進出プロセス
お客様の事業をアメリカに進出、拡大されたい場合、その目標に向かって適切なプロセス、ステップを踏むことが不可欠です。
弊社IFIは次のようなプロセスを提案、実践し米国進出や多店舗展開のサポートを提供しています。 進出方法として、
大きく分けて、以上3つの選択肢があります。
(1) 自社による進出
財務体質が許されれば、自社により直営店舗を開業し、フランチャイズで店舗を拡大していくのがベストな選択です。
Phase 1
直営1号店開業
① 集客力のあるエリア、立地の選択
② 直営1号店の黒字化、サクセスモデルの形成
③ 将来の多店舗展開に備え、立地調査、競合調査
④ 店舗オペレーションのシステム化、マニュアル資料作り、人材育成
Phase 2
フランチャイズ本部設立と加盟店募集開始
日本と比較にならない国土面積の広さ、州によって異なる法律、同じ州内であってもエリアによって大きく異なる住民の文化的背景、嗜好、収入額、人種などの要素を考慮した時、ローカル市場に最も精通した加盟店オーナーと組むことが最善の道であると弊社IFIは確信しています。
フランチャイズ展開のプロセスは、以下の手順にそって通常行われます。
① 全米フランチャイズ展開に際し、必須となるFranchise Disclosure Document (FDD)を作成
② 運営マニュアルを含む各種マニュアル、研修プログラム、デザインガイドライン等を作成
③ 加盟店契約書、多店舗開発契約書、その他周辺契約書を作成
④ 加盟店候補向けのプレゼンテーションパッケージを作成
⑤ 完成したFDDを各州当局に登録
⑥ 以上が完了後、合法的に加盟店販売が可能となり、加盟店開発を開始
(2) マスターライセンス契約による進出
アメリカ全土を任せるマスターライセンシーあるいは地域を任せるエリアーライセンシーと組むオプションです。「自社による進出」とは異なり、アメリカ国内のオペレーション、法律、人材雇用、資金投下の悩みから一切解放される代わりに入り口のところで綿密な準備とそれなりの費用を要します。プロセスはおおよそ以下の流れになります。
Phase 1
マスターライセンシー(フランチャイジー)発掘に先立つ準備
① 貴社のサービスやプロダクツがアメリカで独自性とポテンシャルを持つか否かの見極め
② それを確かめる為に、競合分析を含む事前の市場調査と現地視察
③ アメリカのスダンダードに基づく英文プレゼンテーションの作成
④ 英文ウエブサイトを構築し、候補者がオンラインでレビューできる状況を作る
ここで初めてパートナー探しの準備完了
⑤ 弊社独自の米国ネットワーク、米国展示会(オンラインも含む)への出展、
マッチングサイトへの掲載、その他イベント参加による候補者の発掘作業
⑥ 資料請求への対応も含め、プロフェッショナルなスクリーニングによる候補者の絞り込み
⑦ 絞り込んだ候補者と直接面談、それが難しい場合はオンライン面談など、
数回のコンタクト後に交渉相手を判断、限定時期に沿って独占交渉に入る
⑧ 候補者の訪日(日本の事業本部、店舗の視察は両者の理解を深める上で不可欠)
Phase 2
マスター又はエリア契約の締結
① 交渉の第一達成目標は基本合意書(Letter of Inent - LOI )の締結
② LOIに含まれる重要項目は契約金、ロイヤルティ、開発店舗数と達成期間等
③ 日本側の本部サポートはパートナーが最も懸念するところであり、万全の準備を要する
④ 各種契約書(LOI、マスターあるいはエリア契約、リースライダー契約、個人保証契約)全て本部が準備
⑤ オペレーションマニュアルの準備作成、パートナーへの提供
⑥ マスター契約の調印、権利金の支払いを持って交渉成立
(3) 現地会社との合弁による進出
米国の中には、事業リスクを共同で求めるパートナー、すなわち、ジョイントベンチャーパートナーがいます。ジョントベンチャーには大きく分けて2つの形態があります。
・事業立ち上げの総額を現地企業が51%以上・日本企業が49%以下で出資
・事業立ち上げの総額を現地企業が100%出資する代わりに、日本企業が商標、運営ノウハウ、レシピー、研修に伴うマニュアル、トレーニング等を提供。このソフトの部分を財務的に検証し、両者が合意できるパーセンテージで持ち株比率を決定する。
合弁会社設立後、複数の直営店舗をを運営、共同でフランチャイズ本部を立上げ、フランチャイズ展開を実施します。
弊社では、合弁パートナーを発掘し、契約作成をする国際弁護士、公認会計士の紹介に至るまでサポートさせて頂きます。